速読解力検定とは?
速読解力検定は、「速解力」と「基礎的読解力」それぞれの実力を測り、より明確な自分の基礎能力「速読解力」を客観的に確認することができるWeb検定です。
読み解く速さと正確さを測定し、読解技能のバランスと傾向をつかむことができます。
速読解力検定の詳細は、前回の記事をチェック
速読解力検定をトラブルなく受検するには?
初めて速読解力検定を受検する生徒さんの中には、普段のトレーニング画面とは違うことに驚いて画面を消してしまう方も多いようです。
一度開始された検定の画面を消してしまうと、せっかくの年3回の検定が「失格」となってしまう可能性があります。
速読解力検定は各回で1度しか受けることができず、一度検定を開始すると中断などをすることができません。
誤操作による”受検失格”を防ぐために事前に受検方法・操作を確認しましょう。
受検前の確認事項
使用するパソコンやタブレットの充電が十分ですか?
受検の途中に充電が切れてしまうと、受検失格となります。
ネット通信環境は問題はありませんか?
受検の途中に通信エラーになると受検データが送信されず、受検失格となります。
受検時の注意事項
違う画面が表示されても触らない。
受検中にアプリ通知等が出ても押さないようにしましょう。
押してしまうと受検が強制終了されます。
終了[✕]ボタン、戻る[←]ボタンを押さない
開始したら最後まで受けましょう。
途中で終了[✕]ボタンや、戻る[←]矢印ボタンを押すと、正確な受検結果データが送信されず「受検済」となってしまいます。
キーボードは使いません
キーボードを使用すると、別の画面に移動して強制終了される可能性があります
通信エラーが表示された場合は、保護者の方へ報告しましょう
保護者が近くにいない場合は、「再接続」ボタンを2回→「オフラインモードへ変更」を押しましょう。
(ここで「アプリを終了」を押すと結果データが記録されません)
「結果登録に失敗しました」の画面が出たら表示されている記録をメモして保護者に伝えましょう。
あとでネットワークが正常であることを確認した後に再度アプリを起動しましょう。
(結果データが正常に記録される場合があります)
開始から終了までの受検のコツ
・制限時間はそれぞれ 15 分です。
・解き終わったら「できた」を押して終了します。(時間終了まで待たなくて大丈夫です!)
・問題文を読んでから設問に進みます。なるべく読み返しをしないようにしましょう。
・解き終わるのが速すぎると確認画面が出ます。明らかにいつものトレーニングより速ければ失格になることがあります。
明らかに急ぎすぎた場合は、読み直しをして問題の見直しをしましょう。
・実施期間内に「横書き」「縦書き」/「短文」「中・長文」どちらも受検しましょう! ※片方のみでは正式な成績がでません
初回が未認定でも、継続することで8割の受講者が昇級
全受検者の初回受検時未認定率は、平均45%(小学生低学年74%)という結果が出ています。【図4】
これは速解力検定がトレーニング受講者を対象とした検定であり、通常のトレーニングとの問題量や難易度の差、傾向の違いによる影響と思われます。
初回未認定の方が受講継続することでどのくらいの割合で昇級・昇段していくかを調査したところ、概ね2年以上(小学低学年は3年以上)継続することで8割以上の受講者が昇級することがわかりました。【図5】
個人差はあるものの、初回受検時に未認定であっても諦めずに受講を継続することで速読力が向上し、成果を発揮できるといえます。
初めての検定結果がもしも未認定だったとしても、肩を落とさずに次回の検定を目指して日々のトレーニングに取り組むことが重要です。